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COLUMN

◆Ayurveda:心の質とインナーチャイルドの癒しのプロセス

2023/
01/15/Sun

アーユルヴェーダでは、私たちの心の性質や動きがあることを教えてくれます。

Body. Mind. Spirit.
これら3つがつながり、バランスがととのっていると健康で豊かに生きれるとアーユルヴェーダではいわれています。

マインドの高い次元のものをマナスといい、心の動きの総称のことをいいます。

心の質には、
①サットヴァ:純粋な本質(今)
②ラジャス:動かす性質(未来:身体、思考あちこち動きすぎる)
③タマス:安定する性質(過去:不活性なかんじ)
の3つの質がありサットヴァはマインドのバランスがとれた状態を意味します。

本来備わった心の質、今の質があり
みんな持っている心のバランス。
マネージメントの大切さを教えてくれます。

アーユルヴェーダではサットヴァ質な心の質は、
いつも幸せそうで、度胸や勇気があり、
何度も何度も挑戦しつづける向上心、
笑いかけたり喜ぶことを知ってるような
親切心がすでにある。
今あるものに純粋に接してくれる。
まさに子どもたちのことを指すなぁと感じます。

ネガティブに感じられるものは悲しい、恐い、不安、怒り、その瞬間感じるものも、フィルターをかけず、そのままシンプルに受け取れている心の状態。

子どもは今あるものにただそのまま受け取り、
泣いたと思っても違う興味にケロッとしたりして、
小さな遊びを何度も何度もまた挑戦し続け、小さなできたを重ねて成長してゆきます。

陰陽どちらに傾きすぎても不調につながるけれど、
特にネガティブ(陰)な感情はとても重くてどんよりした性質。
例えば、悲しみ、怒り、恐れ、不安、短気など。

もし、それらのネガティブな感情が蓄積しつづけた時、それは重く、停滞させ、気の巡りはどんどん悪くなっていきます。
自分を自分で苦しませ、自分を攻撃してしまうことになります。
多くの病は、考え方、価値観、生き方を教えてくれているありがたいメッセージ。

今、起こる感情は、どこか小さなときから起こっていた感情がでてきているかもしれません。
そういう感情のクセを客観的に眺めていくのが、癒しのプロセスになります。

例えば、あのとき、小さい頃、恐いという感情でたな、そっか、私はこの時すごく恐かったんだと受け入れる。
感情を自覚するところから始まります。
この感情は自分のどこからきている?
今と過去に同じような感情が出た出来事を思い出し、できるだけ小さな頃のときに戻り感じてみる。
感情を共感しながら、感じきります。
なぜ?そこに誰がいる?
あのとき、恐かったと過去の自分と今の自分を切り離してゆく。
過去の感情をイメージして行動させてそのときの願いを叶えてゆく。
今、本当にそれは恐がることだった?
それは何か問題がある?

それは問題でも苦しみでもなんでもなかったことだった。
と、認めて受け入れたところから手放していける癒しのプロセス。

私たちは、生きてきた環境で知らず知らず多くの価値観や考え方を受け取り、刷り込みがあります。

思考のクセを眺めていくと、起こる感情を眺めていくと、繰り返している本質的な壁にも気付いてゆけます。
うまく思考や感情を手放しながら、内なる自分とつながることができます。

私たちの思考は、自分の中でいろんな妄想や幻想をつくります。

それは、今起こっていないものなんだけど、それは全て自分の中でおこり、周りの人や環境ではなく、複雑にしているのは自分自身の中だったりします。
問題をつくっているのは、結局自分なんだな。
と、色んな場面で自分自身のできごとにおもいあたります。

何か、モノや、場所、こんな環境をとか、外側に幸せを求めていると、その時々の状況や環境が
常に他人に左右されて生きることになります。

内なる自分とつながることが、自分を満たしてゆけること。
愛や喜びのエネルギーにつながることは、自分をととのえることになります。

私たちの心は揺れ動くもの。
五感はちゃんと働いてくれているかな?
味、香り、音、映るもの、触れるもの、そのものの感覚がきちんと伝わっているかな?

五感というセンサーがおかしいと、身体や心はうまく働きません。

それらが分からないとき、鈍っているなと感じた時は、五感を浄化させていきましょう。

身体が力みすぎず、心地よいところを探りましょう。

自分は周りの鏡であり、周りは自分の鏡。

映し鏡です。

ふかーく腹で吸い込み、息を止めて、吸い込んだ息よりも吐き出したい感情と共にながーく息を吐き出してゆく。

今日も一日、寝る前に自分にありがとうと労りの言葉を送っておやすみくださいませ。

明日はまた新しい自分*

愛と喜びが自分の内側で満たされて、火が灯されていきますように。

イサミサキ🦋

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